歯科口腔外科

粘液嚢胞とは?|佐世保の歯医者が解説

    投稿日:2023年12月17日 | 最終更新日:2024年3月30日

    粘液嚢胞は口腔内でよく見られるものです。

    佐世保歯医者

    粘液嚢胞とは 唇にプチッと水ぶくれがそれは粘液嚢胞かも原因や口内炎との違いも解説 粘液嚢胞ねんえきのうほうとは口腔外科に詳しい院長が解説します

    「口内炎が治らない」「水ぶくれが口の中に何度もできる」などといった口内炎や水ぶくれで悩んでいませんか?
    このような症状は「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」の可能性があります。
    粘液嚢胞は、自然につぶれて小さくなることもありますが、再発することが多く、放置しても治ることは少ないです。
    この粘液嚢胞について、症状などをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。舌や唇、特に下唇にちいさな水ぶくれのようなものができることがあります。
    この中に溜まっているのはほとんど唾液と言われています。
    皮膚の汗腺から汗が出るように、口の中の「大唾液腺」と「小唾液腺」から唾液が分泌されます。
    大唾液腺は耳下や顎下・舌下、小唾液腺は口腔粘膜やのどの粘膜に存在しています。
    小唾液腺からは細い管が無数に出ており、管を通じて唾液が口内に分泌され、口の中の粘膜を湿らせています。
    この小唾液腺から出ている管が傷つくと、詰まったりもれたりして、唾液が正常に分泌されずに粘膜の下に溜まってしまうことあるそうです。これが「粘液嚢胞」と言われています。

    粘液嚢胞

    唾液は頬の内側や顎の関節の手前、舌の下にある唾液が作られる器官から管を伝って、口の中に出てきます。

    その管は主に3つあり『大唾液腺』と言われています。

    大唾液腺以外にもお口の中の粘膜には小唾液腺という、唾液を作って粘膜を保護する器官が無数あります。

    その小唾液腺がふさがってしまい、唾液がうまく出ていかなくなり隙間に漏れだしたのが貯まってくると、粘膜がぷっくり盛り上がってきます。これは、粘液嚢胞といい、ほとんどが痛みはなく、要するに唾液が溜まっている状態です。この粘液嚢胞がよくできやすい場所は下唇の内側や、頬の内側そして舌の裏です。原因としては、下唇や頬を噛んでしまって出来たり、歯ブラシや食べ物で口の中を傷つけたりしたときに、粘液嚢胞は出来やすいです。大きさは時間とともにつぶれて小さくなることもありますが、だいたい1センチくらいの大きさまで膨らみます。この粘液嚢胞は膨らんでいるので、気にして常に触ったり噛んだりしているとなかなかよくなりません。
    ついつい触ったりしてしまいますが、なるべく触らないようにしましょうね。また粘液嚢胞は腫瘍ではないので、悪性化することはないです。大きさがあまり変わらなかったり普段の生活で気にならない場合は、大きさの変化があるまで経過観察でも大丈夫です。

    刺激を与えすぎると周りの小唾液腺を傷つけてしまい傷が大きくなるなる可能性もあるので、特に何もせず経過観察で様子を見ることがあます。

    ただ、経過をみても小さくならなかったり嚢胞が大きくて生活していて支障がでる場合は、外科的に取り除いたほうがいいでしょう。

    除去する場合、粘液嚢胞の膨らんでいる中の唾液だけを取り除いても、再び同じ場所に唾液が貯まってくることが多いので、手術の際は原因となっている小唾液腺を含めて摘出します。

    嚢胞の粘膜を切開して、膨らんでいる原因の小唾液腺を取り除きます。

    周りの小唾液腺を1部分だけ取り除くこともあります。

    摘出が終わったあとは創面を糸で縫いますので、後日(10日ぐらい)に来院して糸をとり、おわりになります。

    最初はしこりが残ったり、手術した周囲にしびれがのこったりすることがありますが、時間とともにしびれの範囲が小さくなることがほとんどです。

    この手術をして粘液嚢胞を摘出すれば、再発の可能性はすくないです。

    ただ、頬や唇を噛む癖がある方は注意が必要です!

    噛むところが刺激され、また唾液の管がつまり、再発する可能性があります。

    粘液嚢胞

    粘液嚢胞の症状とは?


    5mm程度の水胞が出来る粘液嚢胞は、主に下唇の粘膜や頬の粘膜にできるものが多く、その次によく出来るのが舌下だそうです。
    また口底に出来るものは「がま種」と呼ばれ、唾液腺の中でも大唾液腺の「舌下腺」の損傷によってできる粘液嚢胞だとのことです。
    嚢胞が唇の真ん中に出来ることは珍しい症例で、左右のどちらかにできるのが一般的だそうです。
    また、上唇にできることはほとんどないとのことです。
    大きさは直径5mm前後で、半丘状に粘膜がぷっくり膨れ上がったようになるそうです。
    粘膜と同じような柔らかさで、硬くなったりはしないようです。色も周りの粘膜と同じような色とのことです。
    粘膜が傷ついた直後でない限り、痛みもないそうです。

    再発する
    例えば、粘液嚢胞を噛むなどして潰してしまった場合、嚢胞が破れて中から粘り気のある唾液が出てくるそうです。
    中身がなくなるので、一旦しぼんで小さくなりますが、数日で再度唾液が溜まり、嚢胞が再び大きくなると言います。
    自然に治ることはほとんどない。
    また、嚢胞がつぶれては大きくなるという再発を繰り返すと、徐々に表面が硬くなり、白っぽくなるそうです。
    そのうちに嚢胞が直径1cmくらいに大きくなってくると、表面の粘膜は薄くなり、青紫色がかった色になり、内部が透けて血管が見える場合もあるとのことです。

    3)10代~30代に多い
    特に子供に多いようですが、もちろん大人の方でも発症する可能性はあるとのことです。
    10歳未満の子供から30歳代の大人に多く見受けられ、50歳以降の高齢になると発症例は少ないそうです。

    2.粘液嚢胞の原因とは?

    ●粘膜を噛んでしまう
    物を食べているときなどに誤って唇や頬の内側などを噛んでしまうことがありますね。
    この時に粘膜を傷つけてしまい、この傷が治るときに、唾液を出す管が詰まってしまうことによって粘液嚢胞になると考えられています。
    また誤って噛んでしまうだけでなく、下唇を噛む癖も粘膜を傷つける原因となるそうなので注意したほうがいいでしょう。

    ●口内炎
    口内炎で粘膜が傷ついても同じように粘液嚢胞の原因となるようです。
    口内炎の原因ははっきりとされてないそうですが、ビタミン欠乏、鉄欠乏、ストレス、女性の性周期、遺伝、栄養障害などが症状を悪化させる原因と言われています。

    ●歯の先端や器具があたる
    歯並びが悪いなどの理由から、いつも同じところに歯の先端などがあたっていたり、または歯並びの矯正のための矯正器具や入れ歯などがあたって、粘膜を傷つけてしまう場合も同様に粘液嚢胞の原因として挙げられるそうです。
    また、怪我をして歯が欠けたり、虫歯で歯に穴があいたりしても、その欠けて尖った部分が粘膜を傷つけることもあるそうです。

    さて治療は?

    当院では、お口の中の腫れや腫瘍などを専門に扱う20年以上のキャリアがある『口腔外科医』が在籍していますので、より詳しく診察して適切な処置をすることができます。

    気になる方は是非来院してください。今回は、口の中にできる水ぶくれのようなもの、粘液嚢胞(ねんえきのうほう)は、唾液腺の管が破れて唾液が漏れ出したりすることでできる嚢胞(袋状のもの)です。下唇や舌の裏側によく見られますが、頬や口底部にもできることがあります。粘液嚢胞は、痛みや炎症を伴わないことが多く、自然に消えることもありますが、放置すると再発したりする場合もあります。放置していても問題はありませんが、膨れている感じはありますし、他の病気ではないかどうかの確認は必要です。そのため、粘液嚢胞を見つけたら、早めに歯科医院で診察してもらうことをおすすめします。

    ガマ腫

    口の粘膜を咬んだり、異物が刺さることなどにより、唾液が出てくる管が閉塞して唾液が貯まったり、唾液の出る管が破れて、唾液が漏れだしてその周囲を線維性の薄い組織が取り囲むことにより生じる嚢胞です。下唇や舌下面に多くみられます。なお、舌下腺から分泌された唾液が口底部に貯留して生じる粘液嚢胞をラヌーラ(ガマ腫)といいます。

    口腔外科領域における軟組織嚢胞の大部分が本症です。

    治療

    嚢胞摘出を基本とします。原因となっている唾液腺も同時に除去します。大きいラヌーラは、嚢胞の一部を開窓する(開窓術 かいそうじゅつ)こともあります。

    セラミック治療

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    粘液嚢胞はなぜできるのですか?

    粘液嚢胞は、粘液が包まれた袋状の塊です。これができる原因は、さまざまな要因によるものです。

    粘液嚢胞を噛んでしまったらどうなる?

    痛みや腫れが起こることがあります。ただし、自己治癒する場合もありますので、症状が重篤でなければ時間をおいて様子を見ることができます。ただし、症状が悪化する場合や疑問がある場合は、歯科医師に相談することをおすすめします。

    粘液嚢胞は自分で潰すとどうなりますか?

    自己処理すると感染や悪化のリスクが増える可能性があります。医師に相談し、治療法を確認することをお勧めします。

    嚢胞は放置するとどうなる?

    放置すると、嚢胞は大きくなったり痛みを引き起こすことがあります。また、感染症や破裂のリスクもあります。専門医に相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。

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